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カス郡()は、アメリカ合衆国ミシガン州ロウアー半島の南西部に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は52,293人であり、2000年の51,104人から2.3%増加した〔Quickfacts.census.gov - Cass County - accessed 2011-12-06.〕。郡庁所在地はカソポリス村(人口1,774人〔American FactFinder - Cassopolis, Michigan - accessed 2011-12-06.〕)であり、同郡で人口最大の都市はダワジャック市(人口5,879人〔Quickfacts.census.gov - Dowagiac, Michigan - accessed 2011-12-06.〕)である。 カス郡はインディアナ州に跨るサウスベンド・ミシャワカ大都市圏に属しており、都市圏人口は316,663人である。さらに大きな「ミシアナ」(ミシガン州とインディアナ州を合わせた造語)に属するとも見なされている。郡内には多くの湖があり、釣りやボート遊びに親しまれている。 == 歴史 == カス郡は1829年に設立された。郡名は当時ミシガン準州知事を務めていたルイス・カスに因んで名付けられた。カスは後にアンドリュー・ジャクソン大統領の政権でアメリカ合衆国陸軍長官を務めた。ミシガン州の郡にはジャクソン内閣の閣僚の名前を付けたものが多く、カス郡もその「内閣郡」の1つである。 カス郡はミシガンの近くの地域と比べて森林がそれほど深くなく、肥沃なプレーリーがあったので、初期開拓時に急速に人口が増加した。1830年時点で既にセントジョセフ川の支流であるダワジャック・クリーク沿いにけば立て機工場の操業が始まっていた。ソーク・トレイル(シカゴ道路)が郡南部を通っていたが、初期開拓者は東ミシガンから来たわけではなかった。その代わりにオハイオ州やインディアナ州の民がプレーリーの土地があることを聞きつけ、フォートウェインからシカゴ道路の支道を通ってミシガン準州に入ってきた〔Fuller, George Newman (1916). ''Economic and Social Beginnings of Michigan: A Study of the Settlement of the Lower Peninsula During the Territorial Period, 1805-1837'' , pp. 244-51.〕。 初期開拓者の中で著名な者達はボールドウィン・ジェンキンスとアジール・パットナムであり、オハイオ州から隣接するバーリン郡のキャリー伝導所を経て入ってきていた。ジェンキンスはペンシルベニア州グリーン郡のフォートジェンキンスで生まれ、テネシー州に移住したが、奴隷制度を嫌ってそこを離れてきていた。パットナムはマサチューセッツ州とニューヨーク州に住んでいたが、オハイオ州エリー郡からフォートウェインを経て入ってきていた。これら開拓者とその家族は、1825年にポカゴン・プレーリーにポカゴン村の中核部を設立した。翌年ベアズレーのプレーリーにも開拓地ができ、1831年にエドワーズバーグの村ができた〔Fuller (1916), pp. 261-62, 274.〕。 カソポリスの村は郡の中央に位置していたので、郡庁所在地になることを目指して1831年に設立されたが、まだ開拓者は住まなかった〔Fuller (1916), p. 275.〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カス郡 (ミシガン州)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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